2020年から小学校教育で「プログラミング」が必修化されました。
社会的にもAI技術の発達が速いスピードで進んでいます。
工学・医療・エンターテインメントなど幅広い分野で活用されており、将来的にも必要となる可能性が高いスキルです。
さらに、プログラミング学習は「論理的思考力・創造力・課題解決力」を身に付けることにもつながります。
Z会のプログラミング講座は3パターンが用意されています。
・Z会プログラミング講座 with LEGO(R) Education
・Z会プログラミング講座 みらい with ソニー・グローバルエデュケーション
・Z会プログラミング講座 with Scratch
プログラミングしっかり学びたい方にとって最良の教材だと思います。
これから上記3パターンについて解説していきます。
興味のある方は、ぜひ検討してみてください。
Z会プログラミング講座 with LEGO(R) Education
世界90カ国以上で採用されているレゴ社の教材です。
Z会のプログラミング講座3パターンの中では一番おすすめです。
ブロックの質や色合いが良く、楽しく学習できると思います。
レゴブロックを使った教材
「Z会プログラミング講座with LEGO Education」ではレゴブロックを使ったロボット作りを通して、プログラミングを楽しく学べる内容です。
ブロックと組み合わせてセンサーやモーターを使うので、数学・工学的な素養が身に付きます。
本教材はプログラミングの他にも、色々な力を伸ばすことができます。
- 図形
- 空間認識
- 造形センス
- 物理的素養
こういった力をベースに、プログラミング教育で重視されている「課題解決力・論理的思考力」を身に付けることを目的としています。
1,ワークブックで要点を確認
2,ロボット作成
3,ドリル形式の「Challenge!!」で学習内容の振り返り
4,仕上げに「毎月のミッション」で応用力養成
1カ月につき2テーマ(1年間に12回・全24テーマ)を学習します。
1テーマにつき90~150分の学習内容なので、土日などにまとまった時間で取り組むのがおすすめです。
各テーマは算数や理科と密接に関連していて、全体的にバランスよく学べるカリキュラムになっています。
学年・レベルによって「基礎編・標準編」2コース用意されています。
以下、解説していきます。
基礎編
基礎編は小学1~4年生を対象としたコースです。
基礎編では「WeDo2.0」というキットを使います。
アプリで作ったプログラムに従って、ロボットに内蔵されるモーターを自在に動かすことができます。
テーマによって探査機・ヘリコプター・地震テストセンター・動物・昆虫・セキュリティなど、子どもの好奇心を刺激する色々なロボットを作ります。
ワークブックも分かりやすく、楽しく学べる内容となっています。
標準編
標準編は小学3年生以上が推奨されています。
まずは基礎編を受講して、2年目に標準編に挑戦するのがいいと思います。
標準編ではScratchをベースにした直感的なプログラミングソフトウェアを用います。
「SPIKE™ プライム」というキットを使って、より多彩・高度なロボットを作ることができます。
テーマは「スマートなくらしの実現」を目指したものとなっており、未来に役立つテクノロジーを学ぶことができます。
カリキュラムの前半・後半で大きく2テーマに分けられます。
後半:サウンド&エンターテインメント(音楽・ゲーム)
基礎編と比べてより実践的で、将来にも役立つ内容となっています。
受講費
以下、1年間(12カ月分)の受講費です。
一括払いの方がお得な料金設定になっています。
12カ月一括払い | 毎月払い | |
基礎編 | 51,942円 (1か月あたり4,329円) | 5,093円 |
標準編 | 59,160円 (1か月あたり4,930円) | 5,800円 |
レゴブロック教材は初回のみの請求となります。
キット料金(初回のみ) | |
基礎編(LEGO®WeDo2.0 基本セット) | 27,951円 |
標準編(SPIKE™ プライムセット) | 50,380円 |
本講座を受講する際は、タブレットまたはパソコンが必要となります。
iPad端末を購入される方は、Z会公式サイトから特別価格で購入できるのでチェックしてみてください。
Z会プログラミング講座 みらい with ソニー・グローバルエデュケーション
LEGOと似たような講座内容となっています。
使用するブロック教材が異なるので、お子様が興味を持てる方を選ばれるといいと思います。
カリキュラムや受講費も異なるので、チェックしてみてください。
KOOV(R)を使った教材
「Z会プログラミング講座 みらい with ソニー・グローバルエデュケーション」では「KOOV(R)」というソニー製のブロック教材を使います。
センサーやケーブルを使って、多彩な動きを表現できます。
KOOV(R)に加えて「みらいワーク」というテキストを使います。
算数・理科・社会・英語と関連したテーマに触れながら、プログラミングの基礎が学べます。
1,「みらいワーク」でテーマについて考える(30分)
2,「KOOV(R)」でロボットを組み立て、専用アプリでプログラミング(180分)
3,課題解決。全国の会員と作品を共有(30分)
1カ月あたり4時間程度の内容なので、土日にまとめて取り組むのがおすすめです。
「みらい創造力プログラミング診断テスト(全2回)」というものもあり、プログラング力の定着度を確認できます。
みらいワークより、さらに発展的な内容も学べます。
3年間のカリキュラム(スタンダード1~3)
本講座はレベルごとにスタンダード1~3に分かれ、各1年間・計3年間のカリキュラムとなっています。
スタンダード2(小学2年生以上推奨):様々な職業の大人からの相談を解決
スタンダード3(小学3年生以上推奨):世界の国々を紹介
スタンダード1~3にかけて、身近・具体的なものから社会的・抽象的なテーマとなっていきます。
遊具・乗り物・装置・生き物など色々なロボットを作りながら、「どうすれば課題を解決できるか」を学びます。
基本的にはスタンダード1から始めることが推奨されていますが、スタンダード2・3から始めることも可能です。
また、1年間あるいは2年間のみ受講することも可能です。
受講費
受講費は一括払いを選択するとお得です。
12カ月一括払い | 毎月払い | |
スタンダード1 | 53,856円 (1カ月あたり:4,488円) | 5,280円 |
スタンダード2 | 67,320円 (1カ月あたり:5,610円) | 6,600円 |
スタンダード3 | 67,320円 (1カ月あたり:5,610円) | 6,600円 |
「KOOV(R)アドバンスキット」はスタンダード1を申し込みの方に限り、特別価格24,970円(税込)で購入できます。
スタンダード3まで3年間使用することができます。
ここで注意点があります。
キットの特別価格はスタンダード2まで受講することを前提としたものとなっており、12カ月以内に受講を中止された場合、追加で請求されてしまいます。
7カ月以上12カ月未満で受講中止:11,000円(税込)を追加請求
受講される際は、なるべく1年以上は継続するのがおすすめです。
スタンダード1・2の受講が終了する前に自動継続に関する案内が届くので、その際に継続するか中止するかを検討してみてください。
スタンダード2・3から新規受講する場合、キットは通常価格54,868円(税込)となるのでご注意ください。
Z会公式サイトの「お問い合わせフォーム」から購入することができます。」
本講座を受講する際は、タブレットまたはパソコンが必要となります。
iPad端末を購入される方は、Z会公式サイトから特別価格で購入できるのでチェックしてみてください。
Z会プログラミング講座 with Scratch
本講座ではキットを使ったロボット作成はせずに、パソコン・タブレットのみでプログラミングを学習することができます。
Scratchを使った教材
「Z会プログラミング講座 with Scratch」ではMIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボが開発した「Scratch(スクラッチ)」というツールを使います。
世界中の子供たちに愛用され、多くの小学校のプログラミング教育で導入されている教材です。
公式サイトでは「スクラッチ」の無料体験もできるので、チェックしてみてください。
Z会プログラミング講座 with Scratch
ゲーム・アニメーション作成
自宅で気軽にゲームやアニメーションの作成ができます。
例えば、音楽ボックスや時計、サイコロなどを作りながら、プログラミングを学びます。
1年間・全12回、毎月テキストと保護者用ガイドが送られてきます。
特に小学1・2年生は保護者の付き添いが推奨されているので、ガイドを読みながらお子様と一緒に取り組んでみてください。
1,テキストに沿ってプログラミングの技術・方法を学ぶ
2,スクラッチを使って試行錯誤しながら作品をつくる
3,作品を共有&他の会員の作品をチェック
前半6回と後半6回でそれぞれ目的に沿った学習をします。
- 前半6回:「自分や家族を楽しませる」をテーマにプログラミングの基礎を学ぶ
- 後半6回:「身近な人の役に立つ」をテーマに応用力をつける
受講費
支払いは一括払いがお得な料金設定です。
12カ月一括払い | 毎月払い |
---|---|
35,759円 (1カ月あたり:2,980円) | 3,506円 |
教材は毎月12日頃に到着します。
本講座を受講する際は、タブレットまたはパソコンが必要となります。
iPad端末を購入される方は、Z会公式サイトから特別価格で購入できるのでチェックしてみてください。
以上で、Z会プログラミング講座(LEGO・ソニー・Scratch)の解説を終わります。
ご閲覧ありがとうございました。