2020年度からプログラミング教育が小学校で必修化し、
プログラミング学習に関心をもっている方も多いですよね。
そんな中、幼児向け通信教育の人気No.1「こどもちゃれんじ」で、
2021年4月、新しいオプション講座「プログラミングプラス」がスタートしました。
我が家では長男(5歳)が「こどもちゃれんじ」を受講しており、
プログラミングには一際興味を持っている様子でしたので、「プログラミングプラス」の受講を決意しました。
この記事では実際の体験談や写真を交えながら、
年長児向けコース『こどもちゃれんじじゃんぷ』の「プログラミングプラス」を詳しく紹介します。
受講を検討されている方・お子さんの思考力を伸ばしたいと思っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
「プログラミングプラス」で見につく力
小学校の学習ではプログラマーを養成するような、
高いプログラミングスキルを習得させることを目標としているわけではありません。
「順序」「条件」など、実際にプログラミングで使うルールに触れることで、
「プログラミング的思考力」つまり物事を論理的に考える力を身につけることをねらいとしています。
物事を論理的に考える力は、中学校以降の学習にはもちろん、将来どんな職業に就くとしても必要なスキルです。
論理的に考える力は全ての科目の土台ともいえる部分であり、応用問題を解く際にも重要な力です。
また、論理的に考える力が身につくと、
- 物事を正しく理解できる
- 相手に自分の考えをわかりやすく伝えられる
といった力が見に付き、様々な人間関係や仕事を円滑に進めることができるようになります。
「プログラミングプラス」は、専用のアプリやキットで実際に手を動かしながら
「目的→実行→見直し」を繰り返すことで、「思考力」を楽しく身につけることができます。
小学校入学を控えた年長児にとって「プログラミングプラス」は
学校のプログラミング学習の準備として最適な教材です。
「プログラミングプラス」の教材
4月号は初回なので、年間を通して使う教材・毎月届くワークブックが届きました。
それぞれの教材の特徴や感想をお伝えしていきます。
プログラミングはっけんずかん(初回のみ)
受講初回に届き、年間を通して使用できる図鑑です。
以下の項目について、年長の子どもが自分で読めるよう、わかりやすいイラストとひらがなで書かれています。
- ものはどうやってうごくの?
- プログラミングってどんなもの?
- ぶんかい(分解:1つの物事を小さな構成要素に分けること)
- じゅんじ(順次:先頭から順番に処理を行う)
- くりかえし(繰り返し:同じ動作を繰り返し行うこと)
- じょうけんぶんき(条件分岐:条件によって実行する内容を変えること)
実際にプログラミングで使うコードのルールを分かりやすく学べます。
息子はめくって楽しめる窓に食いつき、自分でどんどん読み進めていました。
ティンカリングキット(4・12月)
4月に基本セット、12月に追加パーツが届きます。
毎号のワークやアプリ連動ゲームで使用します。
各ピースに役割があり、目的に応じて置いていきます。
最初にスタートピースとゴールピースを置き、
ゴールまで進むために必要な手順を考えながら他のピースを置いていきます。
ティンカリングワークブック(毎月)
アプリを起動ぜず、ワーク課題として取り組む教材です。
書き込んだり、ティンカリングキットを置いたりしながら学習します。
オールカラーで、アプリゲームの内容ともリンクしていて取り組みやすいです。
5歳の息子が一人でどんどん進められるくらい分かりやすく、
文字と絵のバランス、1ページあたりの問題量など、細かいところまで工夫されているのが伝わります。
おうちのかた向けガイドブック(初回のみ)
届いた教材の詳しい説明や、おうちのかたの関わり方のヒントなど、保護者向けの読み物冊子です。
- おうちで実践!プログラミング的思考を伸ばす声かけ例
- デジタルメディアとの付き合い方
- 専門家の方々によるコラム
など、親として知っておきたいことがたくさん掲載されています。
専用アプリを用いた学習
次の3種類のゲームが、毎号のテーマに沿った内容で毎月配信されます。
プログラミングゲーム
「順次」×「条件分岐」など、複合的な思考力を使って取り組むゲームです。
毎号楽しい設定で、しまじろうと一緒に問題解決をしながら進めていきます。
4月号はハンバーガー屋さんの注文と配達のゲームです。
お店では、注文されたメニューの見本と同じように、材料を下から順に重ねていきます。
配達では、目的地までの道順を選んでいきます。
子どもにとっては頭を使うパズルのような感覚で楽しく取り組んでいます。
スキルゲーム
4~7月号は「順次」、8~11月号は「条件分岐」など、特定の思考パターンを取り上げたゲームです。
4月号はクレーンゲームです。
息子はこのゲームが一番気に入っています。
目的地であるおもちゃ(上記画像の場合キーボード)までの道順は何パターンもあるので、
何度も試して楽しんでいるようです。
ティンカリングキットゲーム(シートは毎月お届け)
ティンカリングキットと、ワーク付属のティンカリングシートを使って、アプリと連動して使用します。
4月号は「たからのちず」です。
宝箱にたどり着くまでに岩や川があるので、飛び越えたり渡ったりするようにピースを置きます。
子どもが実際に並べたものをアプリで写真に撮ると、このように読み込んでくれます。
すると、画面上では並べた道順通りにしまじろうが歩いてくれます。
川や橋なども映し出され、最後には宝箱が開いて、息子も夢中になって取り組んでいます。
これらのゲームは複数のプログラミング関連企業がチームで制作しているため、
クオリティが高く安心して取り組むことができます。
しかし、お子さんが夢中になるあまり、
「アプリの使用時間が長くなってしまうのでは……」と心配になってしまう方もいると思います。
そんな方にも安心な機能があります。
「おうちのかた向けメニュー」で取り組む時間を15分、20分、25分から選択し、
設定した時間になると「めをやすめよう」と表示され、ゲームが中断されます。
これなら連続した使用の心配もありません。
「おうちのかた向けメニュー」を操作したいときには、このような画面が表示されます。
子どもが自分で設定を変えることはできません。
年間のラインナップ(全12号)
4~7月号は「順次」、8~11月号は「条件分岐」、12月号~3月号は「繰り返し」が
メインのカリキュラムとして組まれています。
各号のテーマに沿ったワークが毎月届き、アプリも毎月新しい内容のものが配信されます。
こどもちゃれんじじゃんぷの通常コースでもプログラミングに関する教材(エデュトイ)が届きますが、8月と10月の2号のみとなっています。
この2号はプログラミング的思考を身につけるというより、プログラミングを体験してみるようなイメージです。
年間を通して段階的・着実にプログラミング的思考を身につけられることが、
プログラミングプラスを受講する大きなメリットです。
料金(こどもちゃれんじ会員はお得!)
こどもちゃれんじを受講している場合、会員価格でお得に受講することができます。
通常価格が1号あたり税込1,676円なのに対して、
会員価格は税込1,090円と、586円もお得になります。
1年間で7,032円もの差があります。
「プログラミングプラス」を受講する際は、
まず「こどもちゃれんじ」を受講することをおすすめします。
一般的なプログラミング教室の平均月謝が1万円前後といわれているので、
約10分の1の価格でこれだけ充実した内容なのは、非常にコストパフォーマンスが良いといえます。
まとめ
小学校のプログラミング教育のねらいに基づいて
『論理的に考える力』を伸ばすことができる「プログラミングプラス」。
将来どのような職業に就くとしても必要となる『論理的に考える力』を
手頃な価格で伸ばすことができ、小学校入学準備の教材として大いに活躍します。
「プログラミングプラス」は、お子さんの「考える力」を伸ばしたい方に非常におすすめの教材です。
プログラミングについて学ばせたいという方は、
ぜひ「プログラミングプラス」を検討してみてください。