EVERES(エベレス)は進研ゼミの中学生向け難関校対策講座です。2021年度の難関高校合格実績2759名、第一志望校合格率88.7%と高い実績があります。「進研ゼミ中学講座」とは別もので、よりレベルが高く、入試合格を意識した内容です。進研ゼミ中学講座と同時受講もできますし、エベレス単独でも受講可能です。
特に学力が高い方、各地域の進学校受験を考えている方におすすめです。興味のある方はぜひご参考ください。
EVERES(エベレス)を徹底解説
EVERES(エベレス)の特徴を詳しくご紹介します。
進研ゼミ中学講座との違い
進研ゼミ中学講座では基礎~応用までバランスよく学習できますが、エベレスでは難関校合格に向けたハイレベルな問題に特化しています。各地域の進学校に進みたい方や学校のテストで上位に入る方におすすめです。
EVERES → 本番点対策(応用力の養成、合格テクニック)
進研ゼミ中学講座と両立がおすすめ
エベレスと進研ゼミ中学講座はセットで受講するとより高い学習効果が得られます。高校受験では内申点も大きく評価されますし、基礎基本ができていない状態で応用力は身に付きません。実際、エベレス受講生の96%が進研ゼミと両立しています。エベレスでは授業振替制度があったり、録画授業を観れたり、進研ゼミと両立しやすい設計になっているので安心です。
エベレス検討している方は、まずは進研ゼミ中学講座を受講してみましょう。「もっとレベルの高い問題に挑戦したい」という気持ちが出てきたら、エベレスを受講するという流れがいいと思います。
※進研ゼミ中学講座の詳しい解説は以下記事をご覧ください。
オンラインライブ授業
エベレスの学習はオンラインライブ授業がメインで、専用テキスト(エベレステキスト)を使いながら進めます。英語・数学・国語の3教科が対象です。授業担当の先生と質問対応の先生が各1人ついてくれるので、疑問点を解消しながら授業を受けられます。
チャット機能
ライブ授業中は2種類のチャットを使います。
こっそりチャット:1対1で質問したいときに使うチャット
「みんなでチャット」では一緒に授業を受けている他生徒の様子が分かります。自分の解くペースを他と比較したり、解けたときの達成感を共有したりできます。質問したいときは「こっそりチャット」で周りに知られずに聞くことができます。
授業振替制度
ライブ授業は1日2コマ×3日(計6コマ)で同じ内容の授業をしています。部活などで都合が合わない場合、授業開始の2時間前までに申請すれば別時間に振替できます。申請はWEBから簡単にできます。
<授業の時間帯>
1コマ目 19:10~19:50 2コマ目 20:30~21:10
録画機能
もし振替を忘れてしまっても録画授業を観られるので安心です。録画授業は何度でも視聴でき、復習にも最適です。他レベルの授業も視聴可能なので、得意・苦手な単元は他レベルの授業も観ておくといいでしょう。エベレステキストは全レベルに対応しているので、問題なく学習できます。
教科質問サービス
授業後は「教科質問サービス」で質問でき、基本的には翌日までに回答がもらえます。記述問題の添削もしてもらえます。質問回数は1カ月に10回程度と制限があるので注意しましょう。
レベル別クラス制
各教科でレベルごとにクラス分けがされます。クラス分けは2カ月に1回(中1・3)または3カ月に1回(中2)実施される実力判定テストの結果で決まります。結果次第でクラスが上がったり下がったりするので、良い刺激になるでしょう。(中学3年生になると基本的にクラスダウンはなくなります)
Aクラス:難問に挑戦できるハイレベルクラス
Bクラス:基礎基本から丁寧に学習できる標準クラス
教科 | 時期ごとのクラス編成 |
---|---|
英語・数学 | 中1の4月~中2の9月まで Aクラス・Bクラス 中2の10月~中3の2月まで Sクラス・Aクラス・Bクラス |
国語 | 中1の4月~中2の12月まで Aクラス・Bクラス 中3の4月~中3の2月まで Sクラス・Aクラス・Bクラス |
学習サイクル
英語・数学・国語の3教科合わせて、1カ月に8回の授業があります。1教科あるいは2教科のみの受講はできません。8回の授業の内訳は時期によって変わります。
中1の4月~中2の12月 :英数7回、国語1回
中2の1月~中3の2月 :英語3回、数学3回、国語2回
(開講期間は中3の2月まで)
各学年の1回の学習の流れは以下のとおりです。
中学1年生 | 1.予習ムービー 10分(Aクラスの英数のみ) 2.ライブ授業 40分 3.到達度チェック 10分 4.実力判定テスト 1教科30分 2カ月に一回 |
中学2年生 | 1.予習ムービー 10分(A・Sクラスの英数のみ) 2.理解度チェック 20分(A・Sクラスのみ) 3.ライブ授業 40分 4.到達度チェック 10分 5.実力判定テスト 1教科30分 3カ月に一回 |
中学3年生 | 1.予習ムービー 10分(A・Sクラスの英数のみ) 2.理解度チェック 20分(A・Sクラスのみ) 3.ライブ授業 40分 4.到達度チェック 10分 5.実力判定テスト 1教科30分 2カ月に一回 |
「予習ムービー・理解度チェック」で基礎事項を確認します。Bクラスの英数は授業内でより丁寧に基礎事項を学べます。ライブ授業後には「到達度チェック」でどこができていないかをチェックします。「復習ムービー(録画授業)」を使えばよりじっくり復習できます。自分のクラス以外の授業も視聴でき、単元後ごとのレベルに合わせて学習できます。
EVERES(エベレス)の受講費・利用環境
エベレスの受講費・利用環境についてご紹介します。
受講費
エベレスの受講費は全学年一律で月々10,267円(税込)です。入会金やその他追加費用は一切かかりません。対象教科は英語・数学・国語の3教科で、1~2教科のみの受講はできません。進研ゼミの受講費には含まれないので注意しましょう。支払方法は「毎月払い」のみとなっています。
入金方法
入金方法は「クレジットカード払い・振込(郵便振込・コンビニエンスストア振込)」から選択します。口座自動引き落としは利用できません。
<振込での支払い>
初回:教材と一緒に郵送される振込用紙で、到着後1週間以内に入金
2回目以降:翌月分の受講費振込用紙が郵送され、到着後1週間以内に入金
振込を選択した場合は手数料が発生します。郵便振込はエベレスからの請求額に加え、ゆうちょ銀行(郵便局)の振込手数料がかかります。クレジットカード払いなら手数料がかからないのでおすすめです。
クレジットカード払い | 郵便振込(窓口振込) | コンビニエンスストア振込 |
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手数料なし | 一度の支払金額が 50,000円未満の場合:122円 50,000円以上の場合:336円 | 一度の支払金額が 31,500円未満の場合:95円 31,500円以上の場合:295円 |
利用環境
オンラインライブ授業などはパソコン・タブレットから視聴できます。もちろん、進研ゼミで使う「チャレンジパッド」も使用可能です。
以上で通信教育EVERES(エベレス)の解説を終わります。ご閲覧ありがとうございました。