Z会 幼児コースを徹底解説&口コミ評価|メリット・デメリットとは?

人気通信教育Z会の幼児コースをご紹介します。Z会はハイレベルというイメージを持たれている方もいるかもしれませんが、それは中学・高校生コースだけで幼児コースは標準レベルです。2年連続で「イード・アワード通信教育幼児の部」総合満足度最優秀賞を受賞しており、安心して受講できます。余計な知育玩具をほとんど使わず、教材デザインも落ち着いた雰囲気で使いやすいです。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

Z会幼児コースは対象年齢が3~6歳(年少~年長)です。さらに下の年齢で通信教育を始めたい方は「こどもちゃれんじ」がおすすめします。以下の記事をご覧ください。

こどもちゃれんじを完全解説。【人気No1】乳幼児向け通信教育

Z会 幼児コースのメリット・デメリット

Z会幼児コースのメリットとデメリットをご紹介します。

Z会 幼児コースのメリット

メリット① 余計な装飾やイラストがなく、シンプルで使いやすい教材

Z会とよく比較されるのが「こどもちゃれんじ」です。こどもちゃれんじでは付録やゲームが沢山届きますが、Z会ではほとんどありません。その分、厳選された内容に取り組めます。子どもによって向き・不向きがありますが、シンプルに学習に集中できる点はメリットです。付録やゲームがなくてもしっかり取り組めるお子様はたくさんいます。

メリット② 将来に役立つ「あと伸び力」を育成

ひらがな・カタカナや数の概念・時計といった学力だけでなく、工作や生活習慣、自然現象についての学びなど、多様な学習ができます。表現力や思考力、好奇心など、子どもの素質を伸ばすことが重視されているので、将来役に立つ力を育てられます。小学校に入学してからだと中々伸ばすことが難しいので、時間に余裕のある幼児期に教育をしておくといいでしょう。

メリット③ 親子で取り組める体験学習

工作や自然観察など、親子で取り組めるワークが豊富にあります。親子で取り組むことで新たな学びやコミュニケーション能力が育ちます。Z会の教材を通して親子のいい思い出ができたという意見もあり、好評です。

Z会 幼児コースのデメリット

デメリット① 保護者の負担が大きい

通信教育は自宅学習なので、親の付き添いが必要です。ワーク学習はもちろん、Z会では親子で取り組む活動が豊富なので、より面倒を見てあげなければいけません。どの通信教育も多かれ少なかれ手間暇がかかります。もし共働きで時間が取れないという方は、塾などの方が向いているかもしれません。

デメリット② 子どものやる気が重要

いくら学習環境を整えても、子どもがやる気になってくれないと意味がありません。特にはじめのうちは親が一緒になって取り組み、学習の楽しさを感じてもらう必要があります。無理強いさせて勉強嫌いにさせてしまっては逆効果です。Z会では保護者のためのサポート誌「ぺあぜっと」も郵送されるので、子どもとの付き合い方など参考にしてみると良いでしょう。

デメリット③ 子どもによっては量が少ないかも

子どもの能力にもよりますが、量が少ないと感じる場合もあります。その際は、市販の問題集などを買ってもいいかもしれません。通信教育は塾よりもかなり安いので、足りない分は購入したとしても大きな出費にはなりません。子どものレベルに応じて取り組む量を調節してあげると、より高い学習効果を得られるでしょう。

Z会 幼児コースの口コミ評価

Z会 幼児コースの良い&悪い口コミをご紹介します。

良い口コミ

 
子供のつまづきそうなポイント、難しいポイント、をよくわかって教材づくりをしてくださっているのが伝わり、子供自身も楽しみながら勉強ができました。
 
物事の一つ一つに興味を持ち、なぜそうなるか、また、理屈や物事の本質を考える力がついたと思う。絵本などの読み聞かせでも背景を知りたがるなどの効果が出てきている。
 
立体的な付録やDVDがついてこないシンプルなところがよい。毎月小さい絵本がついてくるのを子供が楽しみにしている。
 
月に一度、係の先生に添削をしてもらえる機会があり、シールがもらえることもあって頑張っていたようです。
 
ぺあぜっとi では、体験学習の題材に親がどのように関わってサポートすれば良いのか分かるのが良いです。
引用:塾ナビ

良い口コミとしては、

  • 教材がシンプルで使いやすい
  • 子どもが楽しく取り組んでいて、効果もちゃんと表れている

など、教材や学習効果について高評価が多くありました。実際に自然に興味を持つようになると効果が目に見えて嬉しいですね。

悪い口コミ

 
他社と比べて、なぜを考えさせるプログラムであり考える力が身につくと思う。ただし、一緒にやる親の負担は少し大きいです。
 
親も付き添って教えたりしないといけなかったり、ちゃんと理解してもらうのに苦戦したりもします。
 
親子で体験するものが毎月あったが面倒くさがりな私のせいでなかなか実践できなかったが、できる人にはヒントが沢山あるので良いと思う
引用:塾ナビ

デメリットとしては、親の負担が大きいことがありそうです。親子で取り組む作業が豊富にあるため、なかなか時間が取れない方には向いていないかもしれません。

Z会 幼児コースを徹底解説

Z会 幼児コースを解説していきます。

ワーク学習&実体験

Z会では「ワーク学習」と「実体験」を組み合わせた教材を使います。一般的なワーク教材を使った学習に加え、工作をしたり、親御さんと一緒にフィールドワークに出たり、体を動かしながら学ぶ体験型学習を平行していきます。まだ頭が柔らかい幼児期のうちに五感をフルに使った学習を取り入れることで、お子様の潜在的な能力を伸ばしていきます。お子さまとの貴重な思い出を作れる点も好評です。

「あと伸び力」の養成

Z会では「あと伸び力」を重視したカリキュラムとなっています。「あと伸び力」養成するためには、「なぜ?どうして?」といった疑問を持ち、解決する力、様々なことに興味を持てる感性が大事です。これらは学習の根本であり、将来的に伸びる土台となります。

学力の基礎を身につける

以下5つの領域を学習して、学力の土台を作っていきます。

  1. ことば:ひらがなの読み書き、語彙力、読解力の養成
  2. 数・形・論理:数・図形の概念、論理的思考力の養成
  3. 表現・身体活動:工作や体遊び
  4. 生活・自立:料理など日常生活に必要な力
  5. 自然・環境:植物や動物への興味を深める

自分で考える

クイズや間違い探しを通して考える力を養成します。楽しみながら自然と「疑問を持ち解決する力」を身に付けていきます。

考えを表現できる

ことば・からだ・絵を使って、自分の考えや気持ちを表現する力を身に付けます。ゲーム感覚で楽しく取り組めます。

興味を広げ、挑戦できる

子どもの好奇心を広げたり、探求心を育てます。自然科学系のテーマも多くあり、予想・実験・結果・考察という研究のプロセスを経験できます。

他者と協力できる

親子間での対話を通して、協調性・社会性を育みます。おうちの方と一緒に体を動かしたり、クイズを出し合ったりしながら、コミュニケーション力を身に付けます。

受講費

Z会では一括払いで料金が安くなります。なるべく一括で支払うことをおすすめします。

12カ月一括払い6カ月一括払い毎月払い
年少1,870円2,090円2,200円
年中2,244円2,508円2,640円
年長2,431円2,717円2,860円
1カ月あたりの料金・税込
12カ月一括払い:毎月払いに比べて15%off
6カ月一括払い :毎月払いに比べて5%off

以下の受講内容も料金に含まれています。

  • 毎月の絵本型教材(年少のみ)
  • 毎月の提出課題(年中・年長のみ)
  • 毎月の保護者向け情報誌
  • デジタルワーク教材(年少・年中:年4回、年長:年5回)
  • デジタル英語教材(年4回 年中・年長のみ)
  • 時期に応じた副教材

以上でZ会幼児コースの解説を終わります。ご閲覧ありがとうございました。