0歳〜1歳におすすめの通信教育7選 | 特徴やメリット・デメリットを比較

0歳、1歳は、脳がめざましく発達する時期です。

親子のやりとりを軸に好奇心を広げていく0歳や1歳の子どもの知育には、発達に応じた刺激を与えてくれる通信教育がおすすめ。

今回は、0歳や1歳の子どもにおすすめの通信教育を7つ、それぞれの特徴やメリット・デメリットを中心に紹介します。

お子さんに合った通信教育選びの参考に、ご覧ください。

0歳〜1歳の子どもに通信教育をおすすめする理由

ここでは、0歳〜1歳の子どもの特徴を説明し、0歳〜1歳の子どもに通信教育をおすすめする理由をお伝えします。

0歳、1歳の子どもの特徴は？

0歳〜1歳は、脳がめざましく発達する時期です。

この時期の子どもは親とのふれあいなどのやりとりを軸に、好奇心を外の世界に広げていきます。

いわゆる「お勉強」としての学びに取り組むにはまだ早い時期ですが、子どもの好奇心が豊かに育つように、月齢に合った刺激を用意してあげたいですね。

発達の過程に沿った刺激を与えるための助けとして、通信教育が役に立ちます。

0歳〜1歳の子どもに通信教育のおすすめするポイント

0歳〜1歳の子どもに通信教育をおすすめするポイントを3つ、紹介します。

• マイペースに取り組める

通信教育なら、時間・場所を問わずマイペースに取り組めます。

0〜1歳の乳幼児はまだまだ生活リズムも体調も不安定なので、決まった時間に教室に通うのは大変です。

通信教育は子どもの体調やご機嫌の良いとき、さらに親にとっても都合の良いときを選んで取り組めるのが魅力です。

• おもちゃ選び、絵本選びに迷わない

特に初めての子どもの場合はどんなおもちゃや絵本を用意したらいいか、ママやパパは悩んでしまいますよね。

通信教育は、子どもの月齢や発達に応じた教材を自動的に与えてくれます。

おもちゃ選びや絵本選びに迷う手間がなくなるのは、忙しい親にとっても嬉しいポイントです。

• 教室よりリーズナブルで始めやすい

通信教育の料金設定は、教室で習い事をするよりもリーズナブルな場合が多いです。

安い料金で送り迎えの手間もかからないため、手軽に始められる点も通信教育の良いところ。

あまり予算をかけずに教育環境を用意したいときは、通信教育がおすすめです。

0歳〜1歳向け通信教育の選び方

ここでは0歳〜1歳向けの通信教育を選ぶポイントとして、保護者のサポート、コストパフォーマンス、子どもに身につく力の3つを紹介します。

①保護者のサポートで選ぶ

0歳〜1歳向けの通信教育を選ぶポイントの1つめは、保護者へのサポートです。

0歳〜1歳の子どもの育児は大変で、パパやママも不安を抱える時期。

通信教育には情報誌や対面や電話での相談を通じたサポートがあり、その内容も教材の使い方はもちろん、子どものやりとりや離乳食のアドバイスなどさまざまです。

子どもだけでなく保護者にとっても役に立つ通信教育を選ぶことをおすすめします。

②コストパフォーマンスで選ぶ

0歳〜1歳向けの通信教育を選ぶポイントの2つめは、コストパフォーマンスです。

手軽に知育環境を用意したい場合はリーズナブルな教材、費用がかかっても品質の良い教材に取り組みたい場合は高額で質の高い教材を選ぶのも良いでしょう。

伸ばしたい子どもの力やご家庭でかけられる費用を考慮して、コストパフォーマンスにあった教材を選びましょう。

③子どもに身につく力で選ぶ

0歳〜1歳向けの通信教育を選ぶポイントの3つめは、子どもに身につく力です。

教材を使って親子で豊かなやりとりをしたい、生活習慣も身につけてほしい、右脳を鍛えたい、英語に早くから親しんでほしい……。

いろんな思いにこたえられる環境が、通信教育にはあります。

取り組みたい目的に合った教材を選びましょう。

0歳〜1歳向けおすすめ通信教育7選

ここでは0歳〜1歳向けの通信教育を7つ、紹介します。

それぞれの特徴とメリット、デメリットにも触れていきますので、通信教育選びで重視したいポイントに着目しながらご覧ください。

どの教材も無料体験を用意していますので、迷ったら試してみるのをおすすめします。

こどもちゃれんじbaby・こどもちゃれんじぷち

こどもちゃれんじbaby・こどもちゃれんじぷちの基本情報です。

こどもちゃれんじbaby・こどもちゃれんじぷちは通信教育の大手、ベネッセによる通信教育。

こどもちゃれんじはイード・アワード「子どもが好きな通信教育」部門で2012年から9年連続No.1を受賞し、長く支持されています。

特徴的なのは、月齢ごとの発達に合った教材が豊富であること。

視覚、聴覚、触覚など、月齢ごとの発達に合った、好奇心を刺激するしかけのあるおもちゃが毎月届きます。

教材は専門機関による検査で厳しい基準をクリアしているため、子どもに安心して持たせることができます。

また、育児サポートが充実しているのもおすすめポイントです。

保護者向け情報誌には、子どもの発育だけでなく、おもちゃの遊び方、しつけや離乳食、育児の悩みなどの育児情報が豊富。

特に初めての子育てに不安を抱えるパパやママには嬉しいサポートです。

そのうえでリーズナブルな料金で取り組みやすいのも、こどもちゃれんじの魅力。

デメリットは、おもちゃが多くて管理しづらい場合があることでしょうか。

シンプルな教材の方が扱いやすいというご家庭には不向きかもしれません。

こどもちゃれんじについて詳しく知りたい方は、以下記事をご覧ください。

こどもちゃれんじを完全解説。【人気No1】乳幼児向け通信教育

Baby Kumon

Baby Kumonの基本情報です。

Baby Kumonは、海外まで幅広く教室を展開するKUMONによる、0〜2歳の親子向けの教育です。

自宅で取り組む教材のBaby Kumonセットと、月1回の教室への通学であるBaby Kumonタイムを合わせて受講する形態で、完全な通信教育ではありません。

特徴的なのは、親子のやりとりを豊かにする教材が豊富なところ。

よみきかせえほん、やりとりぶっく、やりとりカード、うたぶっく、やりとりレシピなど、親子のやりとりを助ける教材がたくさん用意されています。

特に読み聞かせには力を入れていて、読み聞かせを重ねるうちにことばのやりとりも広がっていくことが期待できます。

また、月1回、先生と直接面談できる機会（Baby Kumonタイム）がある点も魅力です。

教材の進み具合について話したり、教材の使い方を教えてもらったりするだけでなく、子育て経験のある先生に子育ての悩みも相談もできます。

育児の不安のある時期に直接相談できる相手がいれば、パパやママも心強いですね。

教室通いが負担になる保護者にとっては、面談はデメリットと感じられるかもしれません。

※3歳以上のお子さま向けコースは以下記事をご覧ください。

幼児向け【公文式通信学習】特徴やメリット・デメリットを紹介

モコモコゼミ

モコモコゼミの基本情報です。

モコモコゼミは、幼児教育や小学校受験のサポートで実績のある「こぐま会」により2020年にスタートした通信教育です。

小学校コースはSAPIXの通信教育である「ピグマキッズくらぶ」と提携していて、小学校受験だけでなく中学受験も見すえたハイレベル教材となっています。

受講は1歳から可能で、1〜2歳向けのプチコースは翌年からはじまる本格的なカリキュラムに備えた入門のような内容です。

目を引くのは、ハイレベル教材ながらかわいくてゆるいキャラクターが登場すること。

一見するとハイレベルとは思えない、やわらかい雰囲気で子どもを楽しませてくれます。

教材はシンプルで、扱いやすくごちゃごちゃしない点はメリットといえそうです。

その分おもちゃや保護者向けの育児情報などもないため、物足りなく感じる方にとってはデメリットといえるかもしれません。

七田式通信教育幼児コース Love Your Kids

七田式通信教育幼児コース Love Your Kidsの基本情報です。

七田式通信教育幼児コース Love Your Kidsは、60年以上の歴史を誇る独自の教育法で世界19の国でも学ばれている、七田式の通信教育です。

特徴的なのは、非認知能力を重視した全人格教育。

テストの点数やIQなどの数字で測れる能力である「認知能力」に対し、非認知能力は自己認識や自己肯定感、主体性、意欲、挑戦力、協調性といった数字で測れない能力を指します。

七田式には、親が子どものやる気や能力を引き出す環境をつくることで自ら学ぶ子どもが育つ、という考えがあります。

できなかったことを叱るよりもできたことを褒める、といったかかわりから生まれる親子の一体感や親からの愛情を重視しています。

また、右脳を鍛える独自の教育法も、七田式ならでは。

親が先生となり、フラッシュカードやイメージトレーニングを通して子どものイメージ力や直感力、空間認識力といった右脳の力を育てます。

取り組む時間は1日20〜30分ほどで続けやすい点も魅力です。

デメリットは、教材の使い方が子どもにはわかりにくいこと。

親の積極的な参加や説明が必要なため、負担に感じる方もいるかもしれません。

数字で測れない能力を育てる教育法であるため、効果がすぐにはわかりにくいのも難点。

3か月に一度の成果チェック「七田式能力検査」を積極的に使いたいところです。

※七田式の短期集中型・英語教材はこちら

7+BILINGUAL(セブンプラス・バイリンガル)＜七田式＞35日完結型英語教材

天神

天神の基本情報です。

天神は、家庭学習用のデジタル教材です。

自宅PCもしくは専用タブレットで取り組める買い切り型の教材で、インターネット接続は不要です。

まず特徴的なのは、モンテッソーリ教育の考えを取り入れた学習システム。

特に「選択・集中・達成・反復・獲得」の学習サイクルを取り入れています。

さらに、子どもの自主性を伸ばす、子どもの個性や才能に合わせた学びを提供する、といった近年注目の「才育」型の教育にも対応しています。

また、年齢による学習範囲の制限がないのも天神の特色。

1か月ごとの決まった内容はなく、子どもの発達や関心に合った内容を学べるので、ペースやレベルが合わないといった心配がありません。

子どもは0歳〜6歳の5系統、59のジャンルから好きな内容を自由に学ぶことが可能。

やりたいことや好きなことを目次から選んで、楽しみながら力をつけられます。

デメリットは、料金が高額であること。

0歳〜6歳までの内容をまとめて購入するシステムのため、子どもに合わなかった場合は無駄になるかもしれません。

ディズニーの英語システム（Disney World of English）

ディズニーの英語システム（Disney World of English）の基本情報です。

ディズニーの英語システム（Disney World of English）はアメリカのウォルト・ディズニー・カンパニー公認の、子ども向け英語家庭学習プログラムです。

ディズニーの人気キャラクターと楽しく学べることは、ディズニー好きにとっては何よりの魅力でしょう。

オールイングリッシュ、教材どうしが連携している完成度の高い教材が特徴的。

厳選された重要単語がくり返し、教材をまたいで登場します。

また、歌のメロディは日常会話のアクセントを優先してつくられていて、歌から英語の日常会話が自然に身につくのも特徴です。

デメリットは、教材が高額なこと。

全てそろえるとパッケージ価格でも100万円近くかかります。

教材の量が多いことは、保管するスペースに困ったり、子どもが途中で飽きてしまったりするリスクにもなります。

さらに、押しの強い勧誘があることも難点。

サンプル注文をしたら電話がかかってくるため、注文するときは覚悟がいるかもしれません。

Worldwide kids

Worldwide kidsの基本情報です。

Worldwide kidsはベネッセによる、ハイレベルな英語の教材です。

教材は年齢ごとに分かれておりオールイングリッシュで、ネイティブの幼児とほぼ同じ約6,000語に触れられます。

中には欧米で定番の、つづりと発音の関係性を学ぶ音声学習法である「フォニックス」の教材もあります。

教材どうしが連携しているのもWorldwide kidsの特色です。

映像で理解したものをゲームやおもちゃでたしかめる、など同じ内容を形をかえて学ぶ、子どもに合ったスタイルでつくられています。

また、Worldwide kidsの教材には海外の質の高い知育玩具がある点も魅力。

英語だけでなく、同時に知育もできるのは大きなメリットでしょう。

難点は、教材の質も高い分、料金が高額であること。

それでもお子さんに、ネイティブレベルの本格的な英語に親しんでほしいと願う保護者の方は検討してみることをおすすめします。

まとめ

0歳〜1歳におすすめの通信教育を7つ、紹介しました。

脳の成長がめざましい0歳、1歳のお子さんには、親子のやりとりも大切にしながら、豊かな好奇心を刺激してくれる環境が望ましいです。

0歳〜1歳の子どもに通信教育を選ぶ際は、保護者へのサポートやコストパフォーマンス、子どもに身につく力など、

重視したいポイントに着目しながらそれぞれの教材の特徴を踏まえて検討すると良いでしょう。

子どもの豊かな発達を助ける環境として、通信教育をぜひご活用ください。