おすすめ子ども向け英会話教室7選&体験レッスンレビュー

保育園に通っていた娘がある日突然、「わたしも英語習いたい~」と言い出しました。

聞いてみると、保育園のお友だちが習いごとで英語をやっているらしく、それがうらやましくて自分も習いたいと思ったようです。

我が家から通える範囲で検索してみると、いくつかのキッズ英会話教室が。

各教室でホームページや口コミ情報があったりはするけれど、実際のところは体験してみないと分からないですよね。

我が家でも有名どころを中心に体験レッスンを受けてきたので、その様子をレビューしました。

おすすめ子ども向け英会話教室7選&体験レッスンレビュー

レッスンスケジュールと月謝については、大体のことはスクールのホームページで調べることができました。

先生と教室の雰囲気・教材については、見学しないと分からないことも多く、見学・体験してみて良かったなと思いました。

同じ公文でも、我が家の場合は家から通える公文教室が駅前に1つ、住宅地に2カ所と計3つありました。

1カ所は少人数でおばあちゃん的な優しい先生、もう1カ所は大規模でアルバイトの先生も多く、塾のような雰囲気、もう1カ所は厳しい先生で怖そうだけどしっかり勉強できそうなど、3教室でまったく違う雰囲気だったのが印象的でした。

また、1回のレッスンの内容や、教材を使ってどんなことをやっているのかは、体験してみないと分からないことだと思いました。

フォニックス(正しい読み方を身につける学習法)に重点を置いている教室もあれば、レッスン時間中はすべて英語で行われ、まずは英語に触れる時間を増やす、ということを大切にしているスクールもあります。

どの教室のレッスン方針も親としては納得する部分がありますが、子どもの興味関心にそったレッスンの教室でないと、子どもが飽きてしまい、無駄になってしまうこともあるだろうな、と思います。

実際に体験、通わせてみた英会話教室

色々と情報収集していると、子ども用の英会話教室って本当にたくさんあるんだなと思いました。

ECCや公文などの今までにも聞いたことのあるスクールから、地元密着系、もっと本格的なインターナショナルスクール系まで、本当に山ほどありました。

特に我が家が英会話教室を選ぶ上で重視したのが、

  • フルタイム共働きの我が家でも通える曜日、時間にレッスンがあること
  • 月々のレッスン費用
  • 先生を含めた教室の雰囲気
  • 教材は何を使っているか

の4点でした。

ベネッセの英語教室 ビースタジオ

まず一番に候補に挙がったのは、ベネッセの英語教室 ビースタジオでした。

たまたま我が家の近くにあり、ここなら送迎も通いやすそうという親目線で候補に挙がったスクールです。

日本人の先生なので、娘もコミュニュケーションも困らず、分からないことも日本語で質問できる環境で、教室も先生のご自宅で、とても家庭的な雰囲気の教室でした。

体験した際は、娘1人と先生でレッスンを体験するというものだったので、他のお子さんの様子や実際のレッスンの雰囲気が分かるともっと良かったなとは感じました。

レッスン内容は、動物の名前をポスターの絵を見ながら英語で発音する、挨拶を練習するというもので、最後に宿題のプリントをもらって帰りました。

特に特徴的なコンテンツはなく、オーソドックスな英会話教室という印象でした。

英会話教室MLS(モデル・ランゲージ・スタジオ)

今度はちょっと特徴のある教室も見てみたいと思い、MLS(モデル・ランゲージ・スタジオ)の体験教室に参加しました。

MLSは、演劇を使って英語を学ぶというメソッドを行っていて、劇のシーンや体の動きと一緒に英語のセリフを覚えたり、言ってみることで英語を学んでいくというのが特徴です。

通常のレッスンに混ざって体験レッスンを受けさせていただきましたが、確かに「Run、Walk、Jump」など動きと併せて教室中を走ったり、ジャンプしたりしながら授業を進めていました。

娘も英語が分からないながらも先生やお友だちの真似をして体を動かし、楽しみながらレッスンができました。

レッスン時間が基本75分と長いことも特徴です。

通常の英会話教室だと50~60分ということが多く、あっという間に終わってしまいますが、MLSでは英語に触れる時間が長く持てるのは良いなと感じました。

公文の英語

公文教室は、5月、夏休み、2月などの季節で行われている体験レッスンに参加しました。

まずはテキストの単語・文章を聞き、それを自分で繰り返してしゃべってみるという内容です。

アルファベットや食べ物、フルーツ、動物の名前など簡単な単語からはじめ、だんだんと文章になっていき、その後ライティングに入っていきます。

体験期間中でもしっかり宿題も出され、実際に教室に通わせて受けられる内容を2週間体験できました。

1回1回の英語に触れる時間は短いなと感じましたが、毎日宿題が出るので、毎日英語に触れるという習慣づけには良いと感じました。

体験した教室の先生との相性も良かったので、我が家は最終的に公文に1年半通うことになりました。

Knock Knock English

インターナショナルスクールに近い、半日英語で過ごすような英会話教室も見てみたいなと思い、見学・体験させてもらったのがKnock Knock Englishです。

共働きの我が家にも通える土曜日のコース(半日or1日)があり、少人数制ということも気に入ったポイントでした。

ネイティブの先生1人と、補助の日本人の先生1人でレッスンは進められ、基本的に授業中のコミュニケーションは英語でした。

小さい子どもなので、すべて英語で話すのは難しそうで日本語で話してしまうシーンも多くありましたが、頑張って英語で返事をしようとしている姿に感動しました。

また年齢別でクラスが分かれていて、難易度が考えられているのも親目線ではポイントが高いと感じました。

4教室の比較表

ベネッセの英語教室 ビースタジオ英会話教室MLS(モデル・ランゲージ・スタジオ)公文の英語Knock Knock English
価格キッズコースの場合
7,260円
幼児クラス
12,180円
※東京都・神奈川県の教室
7,700円
満3歳~クラス
20,700円
レッスン時間60分70分週2回
※1回あたりの時間は決まっていない
週1回
2.5時間
先生の特徴基本的に日本人の先生ネイティブの先生中心基本的に日本人の先生ネイティブの先生1人とサポートの日本人の先生1人

体験はしなかったけど、気になっていた英会話教室

気になった教室の中には体験できなかったものもあります。

以下、体験はしませんでしたが、ぜひおすすめしたい英会話教室を紹介します。

ECC ジュニア

テレビCMでも知名度の高いECCジュニアは、子ども向け英会話教室の定番で、我が家でもはやり検討候補に挙がりました。

残念ながら我が家から通うにはちょっと距離があったため断念しましたが、ベネッセの英語教室 ビースタジオと同じく、先生のご自宅で教室を開かれていることが多く、家庭的な雰囲気で英語に触れることができ、子どもが安心して通える教室という印象です。

一方で、教室が先生のご自宅なので、駅から遠い、住宅地など地理的に通いにくい教室が多く、カリキュラムは統一で用意されているものの、それぞれの先生と子どもの相性も重要だと感じます。

シェーン英会話

使っている沿線の駅前に教室があり、よくジェーン英会話オリジナルの緑のリュックサックを背負った子供たちを見かけて気になった英会話です。

2歳~年少、年中・年長、小学生も1・2年生、3・4年生、5・6年生、中学生とコースが細かく分かれています

最近高校受験に有利になると話題の英検対策コースも用意されていて、しっかり教科として英語に取り組むには良いスクールだと思います。

英会話グノキッズ

ネイティブの先生と一緒に、グループレッスンとマンツーマンで行うプライベートレッスンができます。

家庭教師のように自宅まで講師が来てくれるホームチューターがあるのが英会話グノキッズの特徴だと思います。

我が家は試しにサマースクールに行かせてみようかなと思い資料請求しましたが、イベントや体験型学習を重視したカリキュラムが多いようで、子どもが飽きずに勉強できそうだなと感じました。

「英会話グノキッズ」公式サイト

3教室の比較表

ECCジュニアシェーン英会話英会話グノキッズ
価格6,600円/月額10,450円13,200円
レッスン時間週1回40分週1回50分週1回60分
先生の国籍基本的に日本人の先生ネイティブの先生中心ネイティブの先生中心

まとめ

色々な英会話教室の見学、体験をして感じたことは、教室によってスピーキング、ライティング、ヒアリング、リーディングなど、何を重視するかという方針に差が出るということです。

体験レッスンで習う範囲では、Good Morningなどの挨拶、Jump、Sitなどの動作や身の回りの動物や食べ物の単語はどの教室でも出てきました。

一方で、ネイティブの先生が話す英語を聞くこと、いわゆる英語のシャワーを重視している教室もあれば、自分でアルファベットを書く・聞くことに時間を割く、英検を見据えてレッスンをしているという教室もありました。

また、費用も1月あたり7,500~13,000円の教室が多く、習いごとの1つとしては高めの印象です。

だからこそ、子どもが楽しんで通えるかはもちろんですが、親として何を学ばせたいのかという視点が、英会話教室選びにも重要だなと感じました。

我が家の体験談が少しでも、皆さんの英会話教室選びにお役に立てば幸いです!