子どもが4歳、5歳になってくると、まわりでも習いごとを始めるお友達も増えて、「そろそろ我が家も何かやらせようか…」という考える方も多いのではないでしょうか?
習いごとで人気なのは、運動系では、サッカー、スイミング、女の子はバレエ、チアダンスなども最近は人気です。
一方で、お勉強系では昔から変わらず「英語」は一番人気の習いごと。
その中でも最近では、費用がリーズナブルな「オンライン英会話」が習いごとの選択肢として挙げられることも増えているようです。
「子ども向けオンライン英会話」と言っても大手の英会話スクールが運営しているものから、子どもに特化した新規参入サービスまで幅広くあり、どれが良いのか迷ってしまうもの。
今回は我が家が実際に無料体験レッスンをうけて感じたレビューをお届けします。
費用が魅力的な子ども向けオンライン英会話
我が家がオンライン英会話に興味をもったきっかけは、娘のお友だちがやっていたのがはじまりでした。
お友だちのママからオンライン英会話の存在を教えてもらい、「英語を習わせるのにそんな手もあるんだ」と、どんなスクールがあるのか気になって調べてみました。
そこで驚いたのが費用でした。
我が家から通える子ども向け英会話スクールの相場は、週1回、50~60分のレッスンで、月額7500円~12,000円だったのに対し、オンライン英会話は同じ週1回のレッスンで比較すると3000円~5000円が相場。
一番安いスクールだと、2178円でした。
しかも、オンライン英会話の場合は週に2回、3回と複数回にするほど、割安になる料金体系が多く、子どもに英語に触れる機会を多くしたいご家庭に特におすすめです。
海外経験なしでも4歳で英語ペラペラに?
我が家がオンライン英会話に興味を持ったきっかけがもう1つありました。
オンライン英会話のことを教えてくれた娘のお友だちが、4歳ながらかなり英語が話せたことです。
「Good Morning、See you」などの簡単な挨拶はもちろん、「I like swimming, I went to the pool」など、中学校で習うような文章も話していて、小さい時から英語をやっているせいか発音もすごく良くて感心しました。
元々、子どもには英語をやらせたいと考えていたご家庭で、赤ちゃんの時からCDのかけ流しなどで英語に触れる時間を増やしていたそうですが、ほとんど海外経験はないそう。
お友だちのママ曰く、オンライン英会話を週2回やっているだけ、とのことでしたが、それでもここまで話せるようになるんだ、とびっくりしました。
子ども向けオンライン英会話サービス紹介
そんなきっかけで、我が家でもオンライン英会話にトライしてみようと思い、いざ調べてみたところ、スクールの多さにびっくり。
子ども向けオンライン英会話は、実際に契約する前に無料体験レッスンを用意してくれているスクールがほとんどで、それならばお試しレッスンを体験してみて決めようと考えました。
子どもと先生の相性だったり、実際のレッスンの内容だったり(歌が多い、お勉強系の時間が長い、など)は体験してみないと分からないので、興味があればまず体験してみましょう。
- 日本語で説明してもらえるバイリンガルや日本人の先生の方がいいのか
- 発音重視でネイティブの先生がいいのか
- フィリピンの先生など第二言語として英語を話す先生がいいのか
といったことも、選ぶポイントになると思います。
我が家では口コミのよさそうな大手スクール、有名どころに絞って4か所で体験しました。
リップルキッズパーク
1つのアカウントを兄弟・姉妹で分けて使えるので、兄弟がいる場合は料金がお得になるのが魅力的です。
オンライン英会話として価格は平均的という印象ですが、週1から週5回までレッスン回数を選べるので他の習いごとなどのバランスもとりやすいと思います。
ネイティブキャンプ キッズコース
ネイティブキャンプは社会人も数多く利用しているオンライン英会話サービスです。
私自身も社会人向けコースを使っていて、「そういえば子ども用はないんだっけ?」と思いだして検索してみたら、キッズコースがありました。
キッズコースは通常のコースとは違い、キッズ講師という子どもの対応に慣れた講師が対応してくれます。
ネイティブキャンプ最大の特徴は、レッスンの予約が必要なく自分の予定に併せて隙間時間でオンライン英会話ができることだと思います。
GLOBAL CROWN
フィリピンなどの講師が多いオンライン英会話の中で、グローバルクラウンの先生はバイリンガルというのが一つの特徴だと思います。
まだ英語にまったく慣れていない子どもの場合、レッスン中でも日本語でフォローできるというのは安心だと思いました。
ただ、価格が他のオンライン英会話と比較すると高めです。
QQキッズ
QQキッズの一番の特徴は、価格の安さ。
他の子ども向けオンライン英会話の多くが、週1回コースで月額4,000円台からなのに対して、QQキッズは2~4レッスン/月のコースで2,178円です。
英会話スクールに1回行くぐらいの価格で、1か月レッスンできてしまいます。
比較表
リップルキッズパーク | ネイティブキャンプ キッズコース | GLOBAL CROWN | QQキッズ | |
---|---|---|---|---|
価格 | 週1回:3,122円 週2回:4,888円 週3回:6,722円 週4回:8,352円 週5回:9,953円 | 月額固定 6,480円 | 週1回:9,800円 週2回:12,800円 週3回:14,800円 週4回:17,800円 週5回:19,800円 | 月4回コース:2,178円 月8回コース:4,053円 月16回コース:7,348円 月30回コース:10,648円 |
レッスン時間 | 25分 | 25分 | 20分 | 25分 |
講師の国籍 | フィリピン | イギリス アメリカ フィリピン 日本等 120か国以上 | 日本 | フィリピン |
見学・体験はしていないがおすすめしたいオンライン英会話
すべてを体験するわけにはいきませんでしたが、上記以外にもおすすめしたいオンライン英会話サービスがあります。
できるだけ多くのサービス検討してみてください。
DMM英会話(こどもオンライン英会話)
社会人に人気のDMM英会話でも、こども用オンライン英会話コースが用意されていました。
DMM英会話で一番魅力的だなと思ったのが、無料体験レッスンが最大17回も用意されていること。
平均すると2~4回の無料レッスンが多い中、この回数を用意してあるのはさすが大手、太っ腹だなと思いました。
ただ、1日1レッスン以上の受講が基本なので、他の習いごとと並行したいと考えていた我が家には合いませんでした。
しかしながら、毎日2~3レッスンのコースも用意されていて、毎日3レッスンうけても7,590円/月という金額は魅力的。
子どもが1人でどんどん話せるようになったら、DMM英会話は再度候補に入れたいオンライン英会話です。
hanaso kids
初心者向け教材の「Kids English Start-up」や、「Let’s Go 5th Edition Let’s Begin1」を使っています。
先生の言っている内容すらまだ分からない、これからはじめて英語をやってみるという英語初心者の娘には難易度があっているかも?と考え検討しました。
兄弟でアカウントを共有できたり、毎日レッスンをしたい、というような個人のニーズによってカスタマイズしていく使い方になります。
費用やレッスン体系は平均的な内容になっており、はじめてのオンライン英会話のスタートとしては、使いやすそうという印象を持ちました。
ECCオンラインレッスン
ネイティブ、バイリンガル、フィリピン人の先生から選べ、それぞれ価格が異なります。
全然先生の話す英語が分からない場合、バイリンガルの先生の方が子どもも安心するのではないか、と我が家の候補に挙がりました。
日本語で説明された方が理解が進むというお子さん、もしくは日本人の先生でまずはオンラインレッスンに慣れさせたいというご家庭にはぴったりだと思います。
ただ、ECCはやはり対面式のスクール「ECCジュニア」がメインで、オンラインはそこまで力を入れていない印象。
費用も他のオンライン英会話と比較すると高めになっていると感じます。
比較表
DMM英会話 (こどもオンライン英会話) | hanaso kids | ECCオンラインレッスン | |
---|---|---|---|
価格 | 毎日1レッスン:6,480円 毎日2レッスン:10,780円 毎日3レッスン:7,590円 | 週1回プラン:3,080円 月4回プラン:3,300円 週2回プラン:5,060円 月8回プラン:5,500円 月16回プラン:9,240円 | ・フィリピン人講師担当 2レッスン/月:1,540円 4レッスン/月:3,080円 ・ネイティブ・バイリンガル ・日本人講師担当 2レッスン/月:8,360円 3レッスン/月:12,540円 |
レッスン時間 | 25分 | 25分 | 25分 |
講師の国籍 | フィリピン アメリカ イギリス 日本等 117か国以上 | フィリピン | フィリピン アメリカ 日本など |
オンライン英会話の良かった点
オンライン英会話で一番心配していたことは、レッスン時間中子どもがちゃんとパソコンの前に座っていられるだろうか、という点でした。
しかしながら、いくつか体験してみて、子ども用のオンライン英会話ということで対策がしっかりとられており、集中して勉強できることが分かりました。
ここでは子ども向けオンライン英会話を受講してよかった点を紹介します。
飽きずに取り組める
どのスクールのレッスンでも先生側がオンライン授業に慣れていて、子どもがレッスン中飽きずに取り組めるような工夫が見られました。
例えば、教材を使ったレッスンでも25分間ずっと教材のみだと子どもも飽きてしまうので、歌を歌ったり、単語ゲームをしたりと細かく時間を分けてレッスンを進めていました。
歌を歌うにも画像を見ながら歌うなど、オンラインならではの良さもあるのだなと感じました。
要望を聞いてくれる
オンライン英会話はマンツーマンで行われることがほとんどなので、親の方が先生に「こういう風にレッスンしてほしい」と要望を出すと、ちゃんと応えてくれるケースが多かったです。
例えば、発音の時に口の形を子どもによく見せてほしい、曜日の単語があやふやなので重点的にやってほしい、など。
無料体験レッスンでも、こちらのリクエストに応えてくれるので、どんどんリクエストするのが満足のいくレッスンにするコツだと感じました。
まとめ
我が家は他の用事や習いごととのバランスもあり、週1回のオンライン英会話にしましたが、明るいフィリピン人の先生がマンツーマンで教えてくれ、娘も楽しんでやっているようです。
歌が好きな娘は、先生とアルファベットの歌を一緒に歌ったりするのが楽しいようです。
日本語が一切分からない先生なので、はじめは親が横に座ってレッスンに同席していましたが、最近では子どもと先生だけでもレッスンができるようになりました。
教室まで連れていく時間などを考えると、親の負担も少なくてありがたいです。
子どもが楽しく続けてくれているのが一番と感じています。